AGAは何歳ごろから発症するか?その原因と対策

若ハゲ

最近はCMやメディアでもよく紹介される、AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略で日本名は「男性型脱毛症」のと呼ばれる疾患の事を言います。
AGAは発症してしまうともう自力では治せない「薄毛」「ハゲ」の症状です。
これまでは、30代以降に発症するケースが最も多いとされてきましたが、最近では10代20代の若年層でも発症する増加しています。
AGAは遺伝的要素が多いとされていますが、ストレスなどでのホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れが起因し発症してしまうと推測されています。
AGAを発症をなるだけ遅らせるまたは、発症させないためには対策が必要です。
若ハゲにならないためにもAGAをよく理解し対策をとっておくのがベストでしょう。

AGAは全国で1200万人以上

日本人の成人男性の4人に1人以上が薄毛で悩んでいると言われています。
2015年5月AGAスキンクリニック調べで
20代以上の男性1,030人にアンケートをとった結果
※参照 https://www.agaskin.net/aga/public/000.php

※2015年5月AGAスキンクリニック調べ

「非常に気にしている」「気にしている」という回答の合計が「23%」となりました。平成27年5月1日の20歳以上の男性人口「5,036万人」(総務省統計局)から算出すると「約1,200万人(小数点以下を四捨五入)」となり、20歳以上の男性の4人に1人が薄毛・抜け毛に悩んでいると考えられます。

※2015年5月AGAスキンクリニック調べ

平成27年の20歳以上の調査で1200万人となって言いますが、最近では10代で薄毛になやむ方も増え、思春期になればAGAは発症することが確認されています。
その数を足せば日本人男性の1200万人以上はAGAであることが確認できます。

AGAになる原因は男性ホルモン

AGAは テストステロンという男性ホルモンに 5α還元酵素で変換され悪玉の DHT (ジヒドロテストステロン) という悪性の男性ホルモンに変化し、毛根に悪影響を与え、毛髪サイクルを弱体化させて薄毛になる症状です。

AGAは遺伝的要素が高い?

AGAは遺伝的要素が高いと言われています。
AGAは両親の遺伝子から受け継がれます。
父親がハゲているとAGAになる確率が高くなるのは当然で、父がハゲていなくても母親の家系でハゲている人がいれば、その遺伝子を受け継ぐことになり当然AGAを発症する確率が高くなります。
しかし、ハゲ家系であっても10代20代でAGAが発症し、若ハゲと呼ばれる症状になるとは限りません。
30代半ばから40代になれば覚悟をしておく必要はありますが、自分はハゲ、薄毛の家系だということを認識して、予防やケアしておくことでAGAの発症を遅らせることは可能です。
また、自分の家系でハゲの遺伝子が見つからなくても、 テストステロンという男性ホルモン は男性なら誰でも持っているホルモンなので、過度のストレス、生活習慣や食生活の乱れ、飲酒、喫煙などでAGAを発症する可能性はありますので、自分の家系はハゲている人はいないので自分はハゲないと過信してはいけません。

自分はAGAが発症しているのか

まずは、自分がすでにAGAが発症しているのか知ることが必要です。
あきらかに生え際が後退している、頭頂部が薄くなったなどの症状がみられる場合はAGAが発症してる確立が高いと考えられます。

しかし、少し抜け毛が多くなった、髪の毛が細くなってきて髪のボリュームが減ってきたような気がするなど、周りには気づかれないが自分では髪の変化を感じている程度では本当にAGAが発症しているのかわからない場合があります。
そんな場合は、なるだけ早く薄毛治療専門のクリニックで診察を受けることをおすすめします。

薄毛治療専門のクリニックで診察を受けることで今の自分の髪の毛の状態を知ることができます。
そして、AGAが発症している場合はすぐに治療を始めることができ進行を遅らせることができるので、薄毛治療にかかる費用も極力抑える事が可能になります。

AGA発症の予防策

ストレスをためないこと

男性はストレスを受けると男性ホルモンが減ることが分かっています。
AGAは男性ホルモンが影響し発症するので、ストレスは男性ホルモンが減るのでAGAは発症リスクは減るのではと考えてしまいますが、実はストレスを受けると交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい交感神経が活動してしまいます。
交感神経は緊張状態の場合に働き、副交感神経はリラックスしているときに働きます。
ストレスを受けると交感神経が強く働き、血管感収縮して血液の流れが悪くなり毛髪への栄養供給が減少してしまいます。
長く、ストレスを受け続けると毛髪の栄養が不足し抜け毛の増加や毛髪サイクルに悪影響を与えてしまいます。

生活習慣を改善する

AGAは遺伝的要因と男性ホルモンによる影響で発症することはわかっていますが、生活習慣による環境的要因も影響があるのではと研究されています。
実際に、近畿大学とリーブ21が共同で「AGAは生活習慣や ストレスなどに起因している可能性が判明 」と発表されており(参照:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102111/201505260510/_prw_PR1fl_6T7klld3.pdf
ストレスフリーな環境と規則正しい生活習慣を送ることでAGAを発症させない、または遅らせることができるのではと考えられます。

まとめ

自分の家系は「ハゲ家系」だとどうしても「自分はいつハゲはじめるんだろう」と気になるものです。
遺伝だから仕方ないと簡単にあきらめられる方なら問題ないかもわかりませんが、10代や20代で薄毛になってしまうと、恋愛、結婚、就職、仕事にも影響が出ることも多く、いくら遺伝だからと言っても、できるだけハゲ始めるのを遅らせたいのは事実です。
今の自分の生活習慣が乱れていると感じているなら、出来るだけ健康的な生活習慣に変え「ハゲになるリスク」できるだけ減らすように努力するようにしてみましょう。

それでも、あきらかにAGAが発症してしまっているなら、できだけ早く薄毛治療専門クリニックで診察を受けるようにしましょう。

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