薄毛、ハゲの悩みは男性特有のものだと考えられていましたが、昨今、女性も薄毛に悩む方が目立つようになっています。
男性の薄毛になる原因のトップはAGA(男性型脱毛症)ですが、近年、女性にもよく似た症状のFAGA(女性男性型脱毛症)が薄毛の原因の一つであることが分かっています。
さらに、最近では女性の薄毛の原因としてFPHLと言う言葉、キーワード、概念をよく聞かれるようになり、症状や治療方法があるのかなど注目が集まっています。
FAGA(女性男性型脱毛症)は知っているけど、FPHLって何?
症状は、治療方法はあるの?
FPHLとは
FPHLとはfemale pattern hair loss(女性型脱毛症)を略称したもので、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」から使われるようになったまだ新しい概念です。
女性では男性と異なり,頭頂部の比較的広い 範囲の頭髪が薄くなるパターンとして観察される。
「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」
発症時期についても男性とは異なり,更年期に多発するようになる。男性ホルモン依存性では 病態が説明できない場合も有り,現在では男性型脱毛症より「女性型脱毛症(female pattern hair loss)」 という病名を用いることが国際的にも多くなってきている。
以上のような病態の違いを考慮して,今回の診療ガイドラインでは病名として女性型脱毛症を用いることとした。
男性の薄毛になるパターンと女性が薄毛になるパターンがい違うという事が分かってきたんですね。
女性特有の薄毛、女性型脱毛症の事をFPHLと近年では呼ぶようになっています。
FAGA(女性男性型脱毛症)とFPHLの違いは
FAGA(女性男性型脱毛症)とFPHLの違いは?
女性は男性ホルモンが増える事はあまりないと言われています。
女性も40歳前後になると女性ホルモンの減少がはじまります。
女性ホルモンが減少することで男性ホルモンの割合が増加し、女性も男性と同じような薄毛になると考えられたのがFAGA(女性男性型脱毛症)です。
しかし、近年、女性の薄毛の症状と原因が FAGA(女性男性型脱毛症) だけではないという事が分かってきました。
FAGA(女性男性型脱毛症)だけでは説明できない症状も含めた女性脱毛症がFPHL (女性型脱毛症)と呼ばれるようになりました。
ですので、FAGAとFPHLとの違いはなく、女性特有の脱毛症は FPHLと呼ばれるようになりました 。
女性の薄毛も治療で治るのか
女性の10人に1人は薄毛に悩んでいると言われています。
40代~50代、閉経後に薄毛に悩まされる女性が増加することはわかっていました。
現在は20代や30代でも薄毛に悩む女性が増えてきています。
男性の薄毛、AGA(男性型脱毛症)は治療で改善できることは多く知られています。
治療方法も投薬治療、自毛植毛など多くの治療方法が確立されています。
また、男性に特化した薄毛治療専門クリニックも全国に展開されているので治療が受けやすくなっています。
女性の場合も女性の薄毛が治療できるクリニックで治療すれば改善することが分かってきました
女性の場合、薄毛になる要因が多岐にわたるため、生活習慣を改善するだけで改善することもあります。
しかし、 FAGA(女性男性型脱毛症) のような男性ホルモンの影響で薄毛になっている場合、治療しないと進行するばかりで改善することありません。
女性の薄毛もちゃんと改善するためには、女性専用薄毛治療専門のクリニックで診察を受ける事が望ましいと考えられます。
クリニックで診察を受けることで、生活習慣の改善だけで治るのか、ミノキシジルなどの投薬で治していくのか判断することができます。
近くに女性専用の薄毛治療クリニックがないなら「東京ビューティークリニック」がおすすめ
東京ビューティークリニックはAGAスキンクリニックのレディース院。
女性に特化した薄毛治療の専門クリニックです。
全国に展開しているクリニックで女性専門という事で人気があります。
また、全国展開していますが、「自分の住んでいる所にはない」という方にも治療が受けやすいように交通費補助制度も利用できます。
「一度自分の薄毛の状態を診てもらいたい。」
「市販の育毛剤などでは改善しない」
など、薄毛に悩んでいるなら、一度無料カウンセリングを受けてみましょう。
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