ミノキシジルタブレットの発毛効果が注目されていますが、実は3割未満の発毛率と言われています。
また、毛根が完全に死滅している場合の発毛率は「0割」なんです。
厚労省がミノキシジルに関しては「発毛」という言葉を使っても構わないと認めているので使用していますが、実は細く短くなってしまった産毛を太く元気のある毛髪にする育毛効果のあるお薬なんです。
しかし、厚労省では飲み薬としては認可していないお薬なので副作用などのリスクが伴うお薬になります。
リスクがあるお薬での治療で、3割の発毛率なら断然生着率、いわゆる成功率が9割の自毛植毛の方がはるかに髪を復活させる可能性が高くなります。
ミノキシジルタブレットは厚労省未認可
ミノキシジルは塗り薬としては認可されていますが、厚労省は飲み薬としては認可していない未認可薬なので、本来は医師のしっかりと効能と副作用の説明を受けないと処方してもらえないお薬です。
総合病院やまちの皮膚科などでは処方はしてもらえませんが、儲け主義の薄毛治療を専門とするクリニックなどでは、簡単な署名だけで処方してもらえてしまうので問題があります。
ミノキシジルを服用することで心筋梗塞や深刻な血圧低下も
ミノキシジルは元々は高血圧の薬として処方されていましたが、内服を続けると毛髪が濃くなる、増えるなどの副作用がわかり、薄毛治療のお薬として服用されるようになりました。
もともとは、高血圧の薬なので血管拡張作用(血管を広げる作用)で血圧を下げる効能があります。
心筋梗塞がおこる原因は心臓内の血管も過剰に拡張するため、血管壁が必要以上に引き延ばされ、出血し心筋梗塞が引き起こされます。
実際にカナダで心筋梗塞になった症例もあります。
日本でも外用薬のリアップを飲んで深刻な低血圧状態に遷延したという報告があるようです。
厚労省が認めているミノキシジルは外用薬で5%未満です。
濃度が濃くなれべなるほど、外用薬でも副作用がでる可能性が高いと言うことでしょう。
外用薬ならかぶれ程度の副作用で済みますが、内服すると胸の動悸や痛み、呼吸不全の症状などの副作用も出ることがありますので、低血圧や、心臓などに持病がある場合、医師と相談して服用することをおすすめします。
個人輸入代行業者からの購入には注意が必要
「ミノキシジルタブレット」、「ミノタブ」をネットで検索していると、薄毛治療専門クリニックに交じり、個人輸入代行業者のサイトがヒットします。
サイトを確認すると「ミノキシジルタブレット」も購入可能になっています。
しかも、国内のクリニックで処方されるよりもかなりお安く購入することができます。
ミノキシジルタブレットは国内では製造されておらず、薄毛治療院で処方される物も輸入されたお薬になります。
薄毛治療院では信用もありますので、慎重には慎重を重ね輸入し処方していますが、個人輸入代行業者のサイトでは種類も豊富にあり、どの薬が有効か偽薬なのか判断することは難しくなっています。
薄毛治療薬は効果が分かるまで3カ月から4カ月時間が必要なため、効果のない偽薬をその期間飲み続けなくてはいけません。
元々、ミノキシジルタブレットは高濃度になればなるほど、副作用が多く現れると言われています。
製造工程もわからない、有効成分が本当に入っているかもわからない薬を長い期間飲むのは危険そのものです。
もし、効果のあるミノキシジルタブレットに出会たとしても5%以下のお薬を飲むようにしましょう。
全て自己責任になりますのでできるだけ慎重に。
信頼のできるクリニックの自毛植毛施術なら9割以上の生着率
確実に発毛させたいなら、3割の発毛率のミノキシジルタブレットよりも自毛植毛の方が9割以上の確率で髪を発毛させることができます。
自毛植毛施術は高額な施術になりますが、ほとんどのクリニックではメディカルローンを使う事ができますので、月々の支払いは数千円~数万円で施術を受けることができます。
しかも、ローンが終われば支払いは終了。
ミノキシジルタブレットなどのお薬での治療は、飲まなくなるとすぐにAGAの進行が再開され髪が無くなっていきます。
お薬での治療は一生ものになるため、実は自毛植毛よりも高額になってしまうことがほとんどなので、薄毛治療はお薬だけでなく、自毛植毛も最初から視野に入れておくのがベストな選択ではないでしょうか。
コメント